
SEO対策と聞くと難しい印象がありますよね。
でも簡単な話、SEO対策とはGoogle先生に気に入られるように努力するということです。
やるべきことはたくさんありますが、まず大事なのはWordPressの基本設定。
と、そのまえに、まずはGoogleの理念を理解しておきましょう。
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
- 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
- 遅いより速いほうがいい。
- ウェブ上の民主主義は機能する。
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
- 世の中にはまだまだ情報があふれている。
- 情報のニーズはすべての国境を越える。
- スーツがなくても真剣に仕事はできる。
- 「すばらしい」では足りない。
それぞれすべてが具体的に対応できるわけではありませんが、ヒントにはなるかなと思います。
では、WordPressの場合は具体的になにをすればいいのかを解説していきます。
補足
WordPressテーマにSEO機能が充実している場合は、テーマの機能を利用するようにしてください。
この記事の流れ
WordPressでSEO対策を行うための基本設定7つ
noindexの設定
自分のブログ内のページに『noindex』というタグをつけると、Googleから認識されないようにできます。
Google先生に見せたくない低品質なコンテンツを隠すことができるというわけです。
キレイなところだけ見せるようにして、評価を上げようという作戦ですね。
つまり、ブログ内にある自分のメインのコンテンツになりえないURLはnoindexで隠せばいいということ。
具体的には、All in One Seo Packやテーマ管理から以下のもの以外はnoindexにしましょう。
- 投稿ページ
- 固定ページ
- カテゴリー
上記以外のものは、基本的にnoindexにしておくのがオススメです。
canonicalの設定
canonicalタグは複数ある似た内容のページの代表をGoogleに宣言することができます。
同一ページでもURLが違う以下のような場合、
- http://www.ikikata-shift.com/
- https://www.ikikata-shift.com/
- http://ikikata-shift.com/
- https://ikikata-shift.com/
それぞれ同一ページであるにもかかわらず、別ページのように判断されてしまいます。
このままにしておくと、それぞれ評価が分散してしまい、上位が狙いづらくなりますよね。
なので、Google先生に「本物はワタシ!」と宣言することで、評価が分散しなくなるというわけです。
あわせて重複ページとして認識されることも回避できるので、インデックスされなくなる危険性もなくなります。
All in One Seo Packの場合、投稿編集ページの下にある「カスタムCanonical URL」という欄にURLを打ち込みます。
基本的には記事ごとに、評価して欲しい記事の正式なURLを入力しておきましょう。
これは記事ごとに毎回入力する必要があるので、習慣化するのがオススメです。
構造化データマークアップの設定
構造化データマークアップとは、Googleに単語やテキストの意味を認識させるためのものです。
記事がテキストだけで認識されていた場合、キーワードが入っていなければ、まず検索結果に表示されることはありません。
でも構造化データマークアップをすることによって、関連コンテンツとして表示されたりする可能性が上がります。
直接的に検索順位が上がるというわけではありませんが、チャンスが増えるということです。
All in One Seo Packでは、「Schema.org マークアップを使用」にチェックを入れておきましょう。
構造化マークアップが適切にできているかどうかは、コチラで確認することができます。
内部リンクの設定
内部リンクとは、記事にあるサイト内のリンクのことです。
つまり、関連コンテンツへの誘導ですね。
しっかりと関連したコンテンツへのリンク貼ってあると、クローラーが巡回しやすくなるため評価が上がりやすくなります。
まとめ記事や関連コンテンツを作って、内部リンクを充実させるようにしましょう。
サイト設計の方法は以下で解説しているので、これを参考に内部リンクで関連付けることを考えてみてください。
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サイトマップの設定
サイトマップと呼ばれるブログ内の記事をまとめたページを作ることで、クローラーが巡回しやすくなります。
結果的にGoogleの評価を上げることにつながるというわけです。
サイトマップもAll in One Seo Packで作成することが可能です。
XMLサイトマップを以下の画像内のように設定しておきましょう。
すると、「自分のドメイン/sitemap.xml」のURLにサイトマップが作成されます。
このURLをサーチコンソールのサイトマップに設定してください。
これでGoogleにサイトマップが認識されるようになります。
他のプラグインを利用する場合
レスポンシブ設定
レスポンシブ対応とは、端末の大きさが変わっても表示などが崩れることなく見やすいコンテンツとなっていることを指します。
現代ではPCよりもスマホでネットサーフィンをする人のほうが多いです。
つまり、スマホで見やすい記事にする必要があるということ。
「5.情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。」を考慮すれば、当然やっておくべきことです。
これはレスポンシブ対応しているWordPressテーマを利用することで簡単に解決できます。
無料テーマであればCocoonがオススメです。
その他、有料テーマのオススメは以下で紹介しているので参考にしてみてください。
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キャッシュ設定
ブラウザのキャッシュを利用することで、一度表示したページを素早く表示できるようになります。
「3.遅いより速いほうがいい。」を考えるなら、ブログの高速化はできる限りやっておいたほうがいいでしょう。
その中でもキャッシュはとても大きく影響します。
キャッシュを利用する方法はたくさんありますが、知識のない初心者にオススメなのが「WP Fastest Cache」というプラグインです。
僕も実際に利用していますが、エラーの多いキャッシュ系プラグインであるにもかかわらず一度も不具合は出ていません。
設定方法は、プラグインを有効化してチェックできるものにチェックを入れるだけです。
PageSpeed Insightsでモバイル70、パソコン90程度が理想です。
運営方針によっては難しいですが、できる限りブログの高速化に努めましょう。
Googleの方針を理解して検索上位を狙おう
キーワード選定も大事ですが、まずは基本設定をしっかりやることが重要です。
Google先生からお金をもらうなら、まずはGoogle先生に気に入られる努力をしましょう。
今後もどんどんアップデートがされて、Googleという検索エンジンは更に進化していくことが予想されます。
しかし、どんなに進化しても理念が変わることはそうそうないでしょう。
理屈よりもGoogleという会社に寄り添う方針でブログを運営していくのが上手いやり方かなと思います。
常にユーザーフレンドリーを忘れず、ブログ運営に励みましょう。